毒の精霊。気味が悪いほど器用だが、時々本当に同じ精霊なのかというほど気性の激しいものもいる。
常に周りを引き付けるようなオーラを放っているが、それは罠であり近づくと危険。そのオーラとは有毒ガスである。
髪はまるでそれぞれが一種の嫌気性菌のように自我を持ち、ウネウネと動く。
もともと人間体に近いが、ちゃんと人間体になるときは他の精霊と比べても背が高いほうだという。
基本的に"生命"に牙をかけることを目的として人を振り回すが、悪気はない。逆にそうしないと自滅してしまうからでもある。
危険な個体は常にむせ別に誘惑し、攻撃するが扱い方さえ間違えなければ死にはしない。たぶん…。
ネタバレ注意
トクスたち毒牙の精霊は、ほかの精霊のように技術を求めてギャラのマキア世界から追放されたのではなく、別の罪を犯して追放された人々である。それが何なのかは分からないが、記録によると当時では罪とされていたものの現在ではまったくもって普通のこととされるらしい何かだという。